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歴史ネタ帖

奥羽越列藩同盟

 奥羽越列藩同盟

 新政府は、奥羽鎮撫使総督府を設置し、その参謀で長州藩の世良修蔵が東北地方の諸藩恭順を促すために仙台藩に赴いた。ところが世良は、官軍の権威を笠にきて放漫であったため、憎まれて仙台藩士の手で暗殺されてしまった。
 これを機に、東北二十五藩と北陸の六藩が同盟を結び、奥羽越列藩同盟を成立させて新政府に対抗するようになった。
 しかし、官軍によって白河や二本松が落ちると次々と脱盟し、会津若松城が攻略される直前には崩壊してしまった。
 東北諸藩の中で、最後まで抵抗したのは庄内藩である。脱盟する藩が相次ぐ中、庄内藩だけは戦いに勝ち続けた。7月から8月にかけて、23戦して負けたことがなかった。しかしその庄内藩も、会津落城の後は孤立して、9月26日には官軍に降伏を申し入れている。​

 ※ 会津若松城は、赤瓦に復元されています。
   上杉氏も会津藩主だったこともありますね。
   

 

仙岳院 輪王宮御座所跡 ~奥羽越列藩同盟の盟主が滞在した史跡~

慶応4年1月3日  戊辰戦争始まる。

慶応4年5月6日 仙台藩を中心として奥羽越列藩同盟成立。

慶応4年6月16日 輪王寺宮公現法親王(北白川宮能久親王)が奥羽越列藩同盟の盟主となる。

慶応4年7月2日~10月12日 親王が仙岳院に滞在。

明治元年9月12日(慶応4年9月8日に明治に改元)  仙台藩が明治政府に降伏する。

明治元年12月7日 戊辰戦争において賊軍となって奥羽越列藩同盟諸藩に対する処分が行われ、仙台藩は62万石から28万石に減封される。

 数年前に訪ねました。

 奥羽越列藩同盟の盟主であった輪王寺宮が滞在された場所というのを見学に。

 ところが、本当に驚きました。

 そんな大切な場所なのに、ありませんでした。

 

 この仙岳院の脇にありマンションがその場所だという事です。

 エーーー、!

 そんな大切な場所が保存されずに、マンションが建った?

 様々な事情があるのでしょうから、仕方ないんでしょうか。

 

 

 

戊辰戦争

 

 

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