カテゴリー:妖怪・怪談
三春町にあります紫雲寺境内の「はらきりの梅の碑」紫雲寺三春町にある「高乾院」です。案内板の脇の階段を上る…
日橋川から猪苗代湖を望む (木々の間の向こう側に見えるのが猪苗代湖) お亀ちゃんの話 むかし、むかし、猪苗代湖の北側では、猪苗代城もあり…
那須 殺生石殺生石の伝説 鳥羽上皇が寵愛したという伝説の女性、玉藻前が九尾の狐の化身(妖狐)で、陰陽師の安倍泰成に見破られて東国に逃れ、上野介広常と三浦介義純が狐を追いつめ退治すると狐は石に姿を変えたという伝説があ…
入定の執念 入定とは、日本の一部地方に見られる民間信仰において、僧は死なず、生死の境を超え弥勒菩薩出世の時まで、衆生救済を目的として永遠の瞑想に入る(入定:にゅうじょう)と考えられている。僧が入定した後…
妖怪は境界に踊る ~妖怪の場所論~ 昭和以降、円了式の妖怪学は「常識」となり、江馬・藤澤式の妖怪研究は「読み物」としては栄えたものの実を結ばず、民俗学は柳田の妖怪/幽霊論から脱却していなかった。その手詰ま…
妖怪を、あつめてならべてかんがえて ー江戸風俗の妖怪研究 江馬務 『日本妖怪変化史』ー 近代的妖怪研究の始祖最後の1人は、風俗史学の江馬努である。当時の風俗史学は、陋習(ろうしゅう)・迷信などとして退…
妖怪は神様である。 ~民俗学の妖怪研究 柳田 國男『妖怪談義』~ 民俗学は妖怪も研究対象にする学問分野だと思われている。そうしたイメージは、民俗学の祖といわれる柳田國男自身の著作に負うところも大きい。…
妖怪概念とは「モノ化するコト」 京極夏彦は『妖怪の理、妖怪の檻』で、妖怪概念とは「モノ化するコト」である、と言っている。怪異な「コト」が、その現象を引き起こす「モノ」の仕業とされ、そのモノが現実に存在す…
「世間話」の妖怪 ~実体験と伝聞~ 「世間話けに出てくる妖怪は現在のわれわれの持つ「妖怪談」のイメージに近いといえる。世間話の妖怪談ては、<狐>や<狸>に化かされた話、<天狗>や…
信州の伝説 ~巨人・天狗・河童~信州には「巨人」の伝説も多く、デーラボッチやダイダラ法師と呼ばれる巨人たちが創ったという山や池、歩いた足跡といわれる窪地は数十箇所あげられている。…