化物屋敷
化物屋敷
江戸時代には、妖怪が出るという化物屋敷の噂が多くささやかれていた。
なかでも有名やのは『伊能物怪録』という江戸の絵巻の題材になった化物屋敷で、30日間にわたって主人公・稲生平太郎を悩ませるが、ついには退散されてします。
また、姫路城の天守閣に棲むオサカベ(長壁)という女妖怪も、文藝作品のテーマになるなど、知名度がある。
以前は、あれ寺や武家屋敷、寺や天守閣などに妖怪が巣くった。
現代の化物屋敷といえば、学校であろうか。全国の子供たちを震えあがらせたトイレの花子さんは、現代の妖怪の代表といえるだろう。
花子さんが、テレビや映画、マンガなどのマスメディアに乗って全国に流布していいったのでたのもまた、現代の妖怪にふさわしい伝承の在り方であった。