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歴史ネタ帖

イギリス公使パークス

イギリス公使パークス

 イギリス公使パークスは、大政奉還はときの流れと歓迎し、薩長を支持した。ただし新しい政権が誕生しても、慶喜はこれまでの業績が評価され、しかるべき地位につくだろうと考えていた。

 確かに土佐が間に入り、平和裏に委譲されるのであれば、慶喜の決断も評価されるものだった。しかし大政奉還の翌日には領地も没収され、朝敵として討たれる運命にあったとすれば、すべては慶喜の独りよがり、誤算以外の何物でもなかった。

 結果として、慶喜は土佐にいっぱいくわされた。おのれの才能を過信し、部下を信じぬ孤独な将軍の大失態だった。

 

 

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猫は、真実を見ている。 はじめまして、黒坂メイ(ペンネーム)てす。「分かりやすい・簡単・安心して使える歴史ネタ」を提供し、「そうなんだなぁ」と歴史を身近に感じて頂けるホームページを目指しています。 宜しく、お願いいたします。

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