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歴史ネタ帖

天鏡閣 ~有栖川・高松宮翁島別邸~

猪苗代湖を一望できるところにある天鏡閣です。

これは、有栖川宮・高松宮翁島別邸です。本館、別館、表門は1979年(昭和54年)2月3日、国の重要文化財に指定されています。

一部3階建てのルネサンス様式を巧みに取り入れた和洋折衷の建築様式で、白い板壁やバルコニーの外観が特徴です。建築当時に流行した部屋の配置方法であるビリヤード室、大理石製のマントルピース、シャンデリアなどの豪華な調度など、当時としては極めて豪華なつくりです。

「天鏡閣」の名は、漢詩を好んだ大正天皇が皇太子時代にこの地に滞在した折、李白の詩句「明湖落天鏡」より命名されました。

当時は、別荘から見える猪苗代湖の湖面を鏡に例えたことから命名したと考えられます。

現在は、周囲の樹木が建物以上の高さまで成長したため、現在は館内から湖面を見ることはできません。

 

 

高松宮翁島別邸から見える猪苗代湖です。

曇っているように見えますが、晴天でした。

カメラの撮影上の問題です。

 

 

 こちらが、天鏡閣の門になります。

 この日は、県民の日でしたので、入館料は無料でした。

また、高松宮翁島別邸は、説明をしていただきながら見学ができ、とても勉強になりました。

 

 

天鏡閣(てんきょうかく)は、福島県猪苗代町にある旧有栖川宮・高松宮翁島別邸です。

1979年(昭和54)2月3日、国の重要文化財に指定されています。

一部3階建てのルネサンス様式の建築様式で、白い板壁やバルコニーの外観が特徴です。

「天鏡閣」の名は、漢詩を好んだ大正天皇が皇太子時代にこの地に滞在した折、李白の詩句「明湖落天鏡」より命名したそうです。当時は、別荘から見える猪苗代湖の湖面を鏡に例えたことから命名したと考えられます。

屋外には最初の所有者であった有栖川宮威仁親王の銅像があります。この像はもともと東京築地の海軍軍医学校前にあったのですが、1984年(昭和59)7月にこの地に移設されました。

天鏡閣にありますシャンデリアです。

かわいい天使がついているものもあります。

 お部屋の一部です。

 淡いピンクが素敵です。

 どんな衣装を入れていたのかしら?

 大正ロマンを思わせるものかな?

 各部屋には、暖炉があります。

 そして、暖炉のタイルの模様が、それぞれにちがうのでした。

 椅子もそれぞれに違いがあります。

 当時作られたてた時には、庭の木々も大木になってないので、猪苗代湖が見えていたことでしょう。

 馬車に乗り、散策し、何をおもっていたのでしょうか。

 

 

約束のネバーランドのロケ地 ~天鏡閣~

 

 

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